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事例紹介

2017年08月21日 (月)

変形間取りを、使いやすく

ファミリー

変形間取りを、使いやすく
今回の事例紹介はなんと新築マンション。使いにくそうな変形タイプの間取りを、使いやすくなるようにちょっとだけ手を加えました。
所在地    東京都立川市
構 造    SRC造・3階
築年月    2017年(新築)
竣工月    2017年04月
コスト    230万円

お子さまの誕生を機に、マンションを住み替え

今回のご依頼者のMさんは、旦那さんと2人のお子さまとの4人暮らし。12年前に「新築」で購入したマンションでずっと暮らしていたのですが、下のお子さまが生まれたのを機に、別の場所に住み替えようかと考え始めたのだそう。

というのも、居室は4部屋あるものの「ベッドルーム」「子ども部屋①」「収納部屋」とリビングに隣りあう「和室」という構成。

将来、下の子が使う部屋がないなあ。(和室を使うにも襖で仕切られただけだし、リビングも狭くなるし・・・。)』と、独立した4つの居室がある間取り を条件に新居を探すことになりました。

ただ、条件にあう間取りもなかなか見つからなかったようで・・・ようやく見つけたのが今回の新築物件。もともと住んでいたマンションも売却の目処が立ち、竣工前からご相談くださいました。

新居の間取り図

物件は、立川に新しく建つ新築マンション。新居の間取りを見せてもらうと84m2と広さのある4LDKです。ただ、その間取りが変形タイプ。

梁もところどころにせり出していて、当初は『変形した間取りに合わせて食器棚を造作でつくりたいんです。』とのご相談でした。

新居のキッチン背面スペース。壁が、天井が、デコ、ボコしていて・・・。

ただ、いろいろとお話をしているうちに、

『リビングに家具をどうレイアウトするか難しくて・・・』『どの部屋を、どう使うか、もう少し考えないと・・・』『家族の衣服は、一箇所にまとめてコントロールしたいんですよね・・・』

なんてお話から、アレヨ、アレヨと改修計画が盛り上がり、最終的にはキッチンを含めたリビング全体を工事することに。というわけで改修の計画がこちら。

1、大容量の「キッチン収納」をⅡ型に配列し、冷蔵庫スペースを手前に。
2、居室を縮めて、家族の衣類をまとめた「ウォークスルークローゼット」に。
3、大きな梁のある壁面には、多目的に使える約5mの「リビング収納」を。

また、マンション暮らしの経験があった分、「家」に対する要件も最初から整理できたというMさん。『あれがほしい、こう使いたい、こういうインテリアが好き』というのもハッキリしていて、打ち合せもスムーズに進んでいきました。

 

入居開始とともに、工事もスタート

さて、マンションの建設は予定通りに竣工。各住戸の入居開始とともに、Mさん宅の工事もスタートしました。

まだ造られたばかりの内装を壊してしまうのは、気持ち的にはばかられる部分もありましたが、「暮らし」がよりよくなることを願って・・・。

解体工事中。壁がなくなると、広さの感覚が一気に変わります。

大工下地工事の頃。新規の下地も立ち、リビングのカタチも見えてきました。

床フローリングの工事中。リビングには床暖房があるので、誤って傷つけないよう際(きわ)を慎重に作業中。

工事は1か月ほどかけて。ほかの居住者さんもまだそう多くない頃で、「ひと気のないマンション」というのも、なんだか変な感じがしましたが。ただ、工事は順調に進み、気候のよかった春のころGW前にお引き渡しすることができました。

 

使いやすくなったリビングエリア

お引っ越しも無事に終わり、Mさんの生活も落ちついてきた頃ご自宅にお邪魔させていただきました。お伺いしたお部屋の様子がこちら。

リビング全景。IDEEの一人掛けソファは、家族の特等席。

大容量のリビング収納。「中はまだまだ余裕あります!」とのこと。

リビングからキッチンを眺める。モノトーンな空間に映える、オークのダイニングテーブル。

リビングは、全体的にモノトーンなインテリアで 揃えられていました。そんななか、オークのダイニングテーブルと、一つ一つに個性のある椅子たちがシンプルな空間のなかに映え・・・ここが家族の中心地ですね。

「モノ」もきれいに整理されていて、すごくスッキリした印象でした。

家族の衣類をまとめたウォークイン収納。ここが、家族全員の「衣類コントロールセンター」。

あれが、これがどこ行った、というのがイヤなんですよね。』とお話していたMさん。家族の衣類は一目で分かるようにと、ウォークイン収納は「みんなのクローゼット」として使っています。

リビングから、クローゼット、洋室へと抜けられるように。洗濯動線はここがメイン。

また「洗濯⇒物干し⇒取り入れ⇒たたみ⇒片付け」までの家事がしやすいよう、クローゼットはウォークスルー仕様になっています。ルンバもダイソンの掃除機もここにまとめて、取り出しやすく。

スッキリ片付いていて、気持ちのいいキッチンエリア。

後ろを向いて扉を開けば、大容量の収納がここに。

キッチンでのMさんの所作をながめていると、あまりにも自然なさまだったので『元からこの間取りだったかのようですね。』とお話しすると

最初からこうしてくれていたらよかったのに・・・と思います。同じ間取りの上下階の人たちに、こんな風にできるんだよ、と教えてあげたいくらいですもん。』とMさん。

新築ながら手を入れた甲斐がありましたね。嬉しいかぎりです。

キッチンからリビングを眺める。窓も1つ増え、明るいリビングに。

視線を遮っていた「壁」もなくなり、キッチンからの視界はぐっと広がりましたね。これで、キッチンにいながらでもリビングを見渡せます。明るくて気持ちのいい居場所となりました。

室内用の物干しを吊るして、洗濯モノも干せるよう。

また、上の写真に写る正面の壁には下地補強を施しているのですが、これは将来的に「TVエリア」にすることも考えて。リビングスペースが広がったことで、レイアウトの自由度も上がりました。ちなみに現在は、お子さまの絵本置き場。

また、雨の日は室内の物干しスペースとして使えるようにもなっています。

インターホン・床暖房リモコン・スイッチを、集中させて造ったニッチ

モノがスッキリと片付き、整理されたMさんのご自宅は、とてもキレイに整っていてとても居心地のいい空間でした。

リビングも広がり、明るくなり・・・家族みんなが集まる場所として、永く使ってもらえれば幸いです。

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