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事例紹介

2017年11月09日 (木)

ムダな廊下はなくしちゃえ

1〜2人暮らしwithペット都心暮らし

ムダな廊下はなくしちゃえ
築2年のマンションを部分的にリノベーション。「廊下はいらない」というIさんのために、30帖のリビング・ダイニングキッチンをつくりました。
所在地    東京都台東区谷中
構 造    SRC造・1階
築年月    2014年
竣工月    2017年01月

築2年のマンションを・・・

外資系企業に勤める Iさん(50代)は、奥さまとノーフォークテリアのチャックと2人+1匹暮らし。

これまでは青山・目黒・広尾を中心にお引っ越しを繰り返してきたそうですが、その都度、いろんな「」や「家づくり」に関わってきたそうです。

ある時は中古マンションをフルリノベーションしたり、またある時は吹き抜けのある3階建ての一戸建に住んでみたり、またある時はヴィンテージマンションに住んでみたり・・・そして、直近では千葉県松戸市にある新築マンションにお住まいでした。

ライフスタイルに合わせて、家のカタチも変えてきた Iさんいはく、『家は住むための「道具」としての意味が強い。』とのこと。

もはや、引っ越しは趣味だよね』とご友人に言われることもあるそうですが、『合理的な選択をしているだけなんだけどなあ。』と、ある時、笑って話していらっしゃいました。

さて、そんな Iさんたちが、今回、新居に選んだのは、台東区谷中に建つ3LDKのマンション。築2年、85m2、1階の物件です。ちなみに間取りはこちら(↓)。

築2年とまだまだ新しいものの、部屋の間取りがちょっと・・・と、改修のご相談をいただきました。

ビフォー|(左)玄関 (右)廊下

ビフォー|リビングダイニング

計画を立てるうえで、まずお話に上がったのが『廊下はいらない』ということ。部屋もベッドルームが1室あればいいと、玄関からはすぐLDKに入るようなレイアウトにして、ムダな廊下はなくしちゃえ、ってことに。

最終的には、広いLDKと、ベッドルーム、あと3つのWIC(奥さま専用の収納・ご主人専用の収納・リビング収納)というシンプルな構成となりました。

また、もともと住んでいた家のシート系フローリングだと、犬のチャックがどうも滑るようで・・・床は、オークの無垢フローリングを粗めにサンディングし、オイルで仕上げることになりました。

また、京都で過ごす時間がお好きだというお二人。少しだけモダンな「和」のホテルが内装のイメージと、インテリアのイメージを共有しながら・・・

そうして、できあがったお部屋がこちら。

雰囲気をつくるアンティーク建具。格子戸は1枚で「玄関」と「WIC」両方の扉を兼ねている。

玄関土間はそのままに、LDKとの境い目に取り付けたのは、古いアンティーク建具。江戸後期から昭和初期につくられたもので、こまかな職人技が光る千本格子戸です。また、「組子」が素敵なアンティークの欄間も飾って、雰囲気のある玄関となりました。

そして、格子戸を開けると、ずどーんと広いリビング・ダイニングキッチンに出ます。

奥に広いリビング・ダイニングキッチン。

LDKは奥に細長いスペースとなっているのですが、真ん中に鎮座するのが海外製のシステムキッチン。ここが、この家の中心地です。もとの位置から移設するのに苦労したのですが、カウンターを造作し、うまく再利用することができました。

杉の無垢材で造作した天井ルーバー。エアコンも天井埋め込みに。間接照明も取り入れました。

そして、奥にあるスペースがリビングエリア。チャックのゲージもここにあります。家族みんなが集まり、くつろぐ場所になっています。

改修前とほぼ広さの変わらないリビングエリア。ただ、目線が下がったせいか広く感じる。

横長の窓から自然光が差し込む。半地下だけど、明るい。

この物件・・・1階だけど、実は半地下のようになっているのですが、ちょっと低くなっているその感じが、何気に落ち着くんですよね。

半地下なのですが、窓も2窓あるので、日中は十分な明るさです。

リビングエリアからキッチン側を眺める。右側に写る引戸の中がリビング収納。(扉は再利用)

寝室。奥に見えるのは新たにつくったウォークイン収納(奥さま用)。

こちらはご主人専用のウォークイン収納。海外出張も多いので、スーツケースもここに。

築2年ということもあって、使えるものは、極力、残しましたが、内装の雰囲気はがらっと変わりましたね。

Iさんからは『とても気に入っています。』とのメールをいただきまして・・・喜んでいただき、何よりです。Iさま、ありがとうございました。

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