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事例紹介
2016年08月23日 (火)
賃貸リノベ
今回の物件は、6帖の洋間とキッチンからなる1Kの賃貸物件。「部屋を広くしたい。」とオーナーさまからのご相談で、部屋を改修することになりました。そこで、間仕切り壁を撤去して、スペースを広げることになったのですが。
実はこの物件、1年前にも改装したばかり。内装もできるだけ残したいと、既存をほぼ活かしての改修となりました。なので、壁紙の貼り替えも塩ビタイルの貼り替えもほんとに最低限。でも、せっかく職人さんも入るので、壁に「フォーカルポイントを作ろう」ということになりました。
解体後|既存の間仕切り壁と、ミニキッチンを撤去したところ
んんん・・・フォーカルポイント?
フォーカルポイントとは、空間のなかで視線がもっとも集中する場所のこと。思わず目がいってしまう、いわばその空間の「見せ場」のことなんですね。見せ場をつくることによって、その空間の個性や雰囲気が引き立ちます。
しかも今回は、そんなフォーカルポイントを「2つ」もつくることに。
本来であれば、視線の分散を避け、あまり多くはつくらないのですが。レイアウト上、二面同時には視線に入らないだろうということで、ダブルフォーカルポイントとすることになりました。
そこで玄関側の壁一面は、カラーの「焼き杉板」を乱張りにして、こんな感じに。
もう一面は、こんなクラシカルな「花柄の壁紙」を。
どうでしょうか。
「ごちゃごちゃしないか」少し心配もしていたのですが、トーンを揃えたことで上手くまとまってくれたように思います。