その人らしい生き方、暮らしを応援しますみのり制作室

事例紹介

2016年07月18日 (月)

日本の壁って、白ばっかりでつまらない!

ファミリー団地自然/緑/水辺部分的な

日本の壁って、白ばっかりでつまらない!
壁紙の貼り替えをきっかけに、色のある内装に変えた木藤さんらしい改修の事例です。
所在地    東京都稲城市
構 造    RC造
築年月    1995年
竣工月    2016年07月
総コスト   25万円

ぜんそく持ちの息子さんのために

稲城市の長峰に住む木藤さんは、ご夫婦+息子さまの3人家族。ご主人の仕事の関係で、2年半前まではガーナにいたらしく、向こうで3年半暮らしていたそうです。その前には南アフリカにも3年半と、アフリカでの居住経験も長いご家族なんです。

そんな木藤さんの息子さんは、現在イギリスに留学中。しばらくの間、稲城で夫婦2人暮らしでしたが、このたび息子さんが 高校を卒業することになり・・・日本に帰ってくることになりました。

そこで、現在 荷物部屋になっている部屋を整えようと思ったのが、今回のリフォームの動機のようで。ただ、入居以来、手を付けたことがないという北側のお部屋。海外赴任中は部屋を締め切っていたせいもあってか、湿気がこもってカビやシミの跡なども。

BEFORE|荷物部屋となっていた北側の洋室

喘息持ちの息子さんに「このまま使わせるのも可哀想だなあ」とリフォームのご相談をいただいたのでした。

さらには、こんなお話もしてくれて。

『実は、もともとの部屋の内装・・・ぜんぜん気に入っていってないんです。白い壁がつまらなくて。ほんとだったらもっと色をいれたいんですよね。』

『・・・ファンシー???いやー、ナイですね。対極です。もっと原色を使ったような・・・メキシコ的な色使いとかが好きなんですよ。』と。

確かにお会いしたときは、赤×黒のボーダーのTシャツに、ブルーグレーのメガネというカラフルな出で立ちで。「どぎつい」感じが好きなんですって。

でも、ご主人の好みはまったく逆で、シンプルなものが好きなよう。うーん・・・。好みが全く真逆なのは面白いんですが、家のなかでは 奥さまの意見が尊重ということみたいです。

アフリカの暮らしの風景|出展:木藤さんのブログchale chale

アフリカの暮らしの風景|出展:木藤さんのブログchale chale

というわけで、洋室の壁は 色のある壁紙に変更するとともに、湿気対策として調湿効果のあるエコカラットを貼りましょう!ということになりました。

『色は、真っ青なんかがいいんじゃないかと。』

と、既にイメージもお持ちで・・・さすがです。さらには、

「息子に話したら『お母さん、どうせ、またテレビかなんかで見たんでしょ?青は集中力を上げるとか・・・青にはしないでね。青ならぼく出て行くからね。』とか言うんですよ。」

「でもね、青にしてやろうと思うんです(ニヤリ)。帰国後は、すぐに大学受験の勉強もしないといけないから。部屋を綺麗にしてもらえるだけありがたいと思いなさいってねー。」

だから、息子さんには帰国までは内緒なんですって。

・・・

そうして、出来上がったお部屋がこちら。

こんな真っ青な壁紙になりました!

当日のインスピレーションで、急遽、窓まわりもエコカラットで縁取り(単独記事はこちら

調湿効果のあるエコカラットを部分的に貼って湿気対策。

さらには、トイレのシミも気になって・・・と。こちらも一緒に内装をリフォーム。黄色×赤色の壁紙に、エスニックなクッションフロアを敷いて。トイレはこんな感じになりました。

BEFORE→AFTER|ぐっと雰囲気が出ましたね。壁紙はリリカラのモリスシリーズから。

白はあんまり好きじゃないと、くるっと回ったら見える面だけホワイトのエコカラット(300角)。

エコカラットを加工して、巾木としても利用しました。

紙巻器は、こんな鉄のシンプルなものをチョイス(上手工作所

タオル掛けも、鉄の素材で揃えて(toolbox

がらっと雰囲気が変わりましたね。原色使いなので、なんとなく・・・元気が出ます!日本にいたら、なかなか出てこない感性かもしれません。でも、出来上がりには「いいじゃん!いいじゃん!」と思わず声が出るほど。木藤さんにも気に入っていただけたようで、よかったです。

そんな木藤さん・・・実は、アフリカで手に入れた素材をつかってオリジナル雑貨もつくられています。(ブログはこちらから

ただ、「今は、まだ母のことがあるので、落ち着いたらまた自分のペースでつくっていこうかな」と木藤さん。

これが、オリジナル雑貨の素材たち

実は、工事の直前に高齢だったお母さまを亡くされて・・・悲しみも残るなか今は、空いた時間に般若心経の写経をされているそうです。

「集中していると他のことも忘れて、ついつい没頭してしまうんです」と既に写したお経はなんと48枚。夏までの目標も立て・・・なにごとにもトライする姿勢が素敵です!

ゆくゆくはもっと広いアトリエスペースが欲しいと木藤さん。雑貨をつくったり、展示をしたり、あとはなにかの作業に没頭したり・・・なかなか簡単にはいかないけれど、さらなる夢も頭にはあるようで。実現するといいですね。

あと、そうそう。

帰国した息子さんの反応はというと

・・・

『おお!いいじゃん!!!』と、かなり気に入っていただけたようでした。

木藤さんいはく「衣装ラックや棚選びもテンションあげあげ状態」だったそうです。喜んでいただけたようで何よりです。