その人らしい生き方、暮らしを応援しますみのり制作室

事例紹介

2015年01月12日 (月)

珈琲が飲みたくなるおウチ

1〜2人暮らしウーマン

珈琲が飲みたくなるおウチ
ごくごく標準的なファミリー向けマンションの一室を「間取り」「建具」「収納」などを活かしながら、まるっとリノベーションしました。内装を構成する素材はガス管、スチール、ブラック、ヴィンテージなどカッコいいものばかり。そんな空間にいると、なんだか珈琲が飲みたくなってきました!
所在地   埼玉県川口市本町
構 造   SRC造
築年月   2002年
竣工月   2014年10月
施工面積  70m2
※つむぐ工務店×みのり制作室

鋳物工場のそばで

かつては鋳物産業で栄えたという川口市本町エリア。昔は多く見られた町工場も、移転や廃業により今ではほとんど見ることもなくなったそう。そんな本町エリアで 今も続く鋳物工場・・・の隣の隣の集合住宅。はい、今回はこちらが物件です。

「川口駅」徒歩6分、築12年の南東向き住戸、70m2・3LDK。

ごくごく標準的なファミリー向けマンションの「間取り」「建具」「収納」などを活かしながら、まるっとリノベーションしました。女子だけど?女子なのに?女子でも? カッコ良く生まれ変わった事例をご紹介します。


改装前の様子。標準的な3LDKの間取り。

床のフローリングを剥がし中。裏のクッション材を剥がすのに悪戦苦闘。

そんな女性の感性は・・・

今回のお客さまは、都内のディベロッパーではたらく女性。レスポンスが早く、でも考えたい部分はきちんと考えて答えてくれる方で、やりとりはいつもスムーズ。それでいて相手への気配りも忘れない というなんとも素敵な方なのです。

今回は、中古マンションを購入してのリノベーションとなりました。

そんな はたらく女性の感性は、というと・・・これがなんともオトコマエ。チョイスされていく素材・部材は、ファンシーなモノはひとつもなく、どれもカッコいいモノたちばかり。ガス管、スチール、鉄、ブラック、ヴィンテージ・・・。

最初からイメージしていたというよりは、打合せを重ねていくうちに「ぽろっ、ぽろっ」と生まれてくるような感じで、仕様は決まっていくのでした。


ガス管を利用したブラケット。黒皮鉄の絶妙なムラ感がカッコいい。


寝室に取り付けたスチールの押し上げ窓


(左)カッコいいアイアンのペーパーホルダー (右)シンプルなMIWAのドアノブ 

珈琲が飲みたくなるおウチ

そんな出来上がったメンズライクな空間は、なんとも潔いのです。空間を構成しているのは「真っ白な珪藻土壁紙」に「ローストなヴィンテージフローリング」「色むらのある床タイル」「アースカラーのタイルカーペット」。

色を入れることはあまりせず、素材のトーンを統一したシンプルな内装となっています。なので、次は「どんな家具を合わせようか?」と 思い悩む時間も楽しそうですね。きっとステキな家具たちが並ぶことと思います・・・


「焼き上がってます」って感じの、ローストなヴィンテージフローリング


色むらのある玄関タイル。馬目地張りでちょっとしたアクセントに。

既設のハコモノ家具は、そのまま利用して扉だけ交換。シナ合板で扉を製作し OSCL塗装で仕上げました。建具もできるだけ利用して、濃いめのグレー色で統一(ドアノブだけ交換)。空間が引き締まって、カッコいいですね。


(左)廊下/ 扉は再利用してグレーの塗装で仕上げた (右)落ち着いた雰囲気のトイレ


(左)洗面所。ミラーボックスと収納は既存を利用した。 (右)浴室は新たにユニットバスを設置。

そんな空間のなかで一人ただずんでいると、そのカッコいい雰囲気になんだか珈琲が飲みたくなってきました。後に聞いたのですが 、お客さまもジツハ珈琲好きなのだという。

工事前から「珈琲」のイメージを共有していた訳ではありませんが、きっと、好きなモノを選んでいくうちに、そういう雰囲気に集約されていったのでは?と妙に納得するのでした。


下駄箱も扉とカウンターだけ交換