その人らしい生き方、暮らしを応援しますみのり制作室

事例紹介

2014年11月27日 (木)

溜め込んだアイデアをカタチに

DIY/セルフファミリー

溜め込んだアイデアをカタチに
所在地   東京都国立市
構 造   SRC造
築年月   1999年
竣工月   2014年06月
施工面積  60m2
総コスト  330万円

チューコを買ってリフォーム in 国立

賃貸物件にお住まいだった今村さんご夫妻は、5歳のあまねくんとの3人暮らし。馴染みのある国立で、マンション購入を検討していた頃、ちょうどお声を掛けて頂きました。

『築15年の中古マンションだけど、内装が気に入らず 手を入れる前提で考えているんです。』と、今村さん。ゴージャス感のある大理石や建具などは撤去し、自分たちの好きな雰囲気で統一したい、とご自宅の写真とともにご相談のメールをいただいたのでした。


物件案内時の様子。ゴージャス感が残る雰囲気。

過去に家づくりの経験はないものの、内装や店舗什器を見るのが好きな今村さん。

アンテナが非常に高く、リノベーション会社・設計事務所・家具屋さん・インテリアショップ・ネットショップなど雑誌やネットで収集した情報はすでに業界人レベル。気になる内装があれば、直接お店へも行くという そのフットワークの軽さにも脱帽です!!

そんな今村さんの、好きな内装イメージや溜め込んだアイデアなどお話を聞きながら、それらを共有し、コストとローンの条件等を調整していきました。

今回は設備のコストボリュームもあり、最終的には分離発注方式とし、大部分を工務店に依頼。設備機器は問屋から、仕上げは専門の職人さんに、一部は塗装ワークショップで、という工事体制で内装をつくりあげていくことになりました。


大工の小畑さん。棚材のささくれを研磨中。


廊下とリビングの壁は、ご友人・知人たちと一緒に塗装 ⇒ワークショップの記事はこちら


塗装職人の三上さん。造作本棚を塗装中!

素材を変え、色を入れ、印象を変える

まずは、嫌いな質感は撤去!撤去!ということで、玄関の大理石は撤去して、モルタル塗りに変更。凹凸のあるビニールクロスも撤去して、塗装の壁に。デコラティブな建具も撤去して、白ポリのフラッシュ戸に変更しました。

LL-40の防音規定のある床のフローリングは、現状の上からタイル状の無垢フローリングを敷き詰めることで、コストカットを。なにかこぼしたり、傷を付けてしまっても 一枚だけの交換が可能なので、余計な気を使わずにいられるのもいいですね。(最終的には、DIYでオイル塗装していただきました。)

リビングの壁面には、ラーチ合板の造作本棚をあらたに設置。愛用していたお手持ちの家具に合わせて、現場で塗装しました。左の端にはニースペースを設け、小さなデスクスペースに。今では、あまねくん専用のステキな勉強机となっています。


もともとお持ちだった本棚に合わせて、造作した壁一面の棚。


奥さまも気に入っているというキッチンからの眺め。緑ビューが気持ちいい。

また、和室の壁にはティファニーブルー、リビングドアには濃いめのブルー、洗面には紺色のボーダータイルと ブルー系を中心にポイントカラーをセレクト。なんだか、今村さんらしさが出ています。


和室の壁いちめんには、きれいなティファニーブルーの色を。


 洗面台は扉とミラーだけ交換し、正面にはボーダータイルを貼りました。


ブルー系を中心とした挿し色を、内装のポイントとしました。

その後・・・

さて、そんな今村邸も、お引越し後ひと段落ついたようで。先日、ご自宅にお招きいただきました。

訪れたその空間は 心地の良い音楽とともに珈琲の香りがただよっていて、なんだかカフェのよう。今村さんからは「居心地が良いので、休みの日もついつい家で過ごしてしまうんです。」とステキなお言葉が。

あまねくんも気に入ってくれているようで、「将来は大工さんになりたい」とのこと。いやはや、どうなるか分かりませんが、職人不足の時代に次世代の宝です。将来、一緒に仕事ができるといいですね。


引越後のダイニングの様子。キッチンの腰壁はオークのフローリング。袖壁は実は黒板。


夫婦お二人でキッチンに立つことも


あまねくんも思わず寝転がっちゃうほど、感触のよい杉フローリング。


棚には面白そうな本がいっぱい。デスク用の椅子は、IKEAの踏み台を利用している。


あまねくんの部屋は芝生のようなグリーンカーペット。散らかったおもちゃを片付け中!!


玄関から廊下の写真。下駄箱・ミラーフレームも合板を利用して造作した。