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事例紹介

2014年06月24日 (火)

なんとなくベジタブルズ

フルスケルトン賃貸リノベ都心暮らし

なんとなくベジタブルズ
所在地   新宿区住吉町
構 造   RC造
築年月   1973年
竣工月   2014年05月
施工面積  50m2
※つむぐ工務店×みのり制作室

スケルトン渡しの元オフィスを賃貸に


マンションの1階には八百屋さんが入っています。

都営新宿線「曙橋駅」徒歩1分にある本物件は、築41年の築古マンション。

新宿駅まで1駅という利便性に加え、マンションの1階には八百屋さん、ナナメ前にもスーパーと、食材の調達には困ることがなさそうな物件です。料理をつくるのが好きなひとにはステキな環境ですね。

そんなマンションの3階の一室は元オフィス。退去時に解体され、既にスケルトンの状態でした。そこで今回は、そんなスケルトン空間を賃貸物件にリノベーションした事例をご紹介します。


BEFORE|最初からスケルトンの状態でした

使い方いろいろ、2つの部屋

今回は、既にスケルトン状態ということもあって、間取りをつくるところから始まりました。

50m2、南北にある窓、バルコニー位置などを考慮して、間取りは2LDKに。南側に一部屋、北側にもう一部屋つくって・・・そんな2つの部屋をリビング・キッチンでつなぐレイアウトへと生まれ変わっています。


南側のバルコニーに面したリビングスペース。


南側の一室。3枚引込み戸をオープンにすれば、リビングルームとして使うことも可能です。


北側の一室。腰窓が3窓あるおかげで、安定した光が差し込みます。


からし色の壁がアクセントになったリビングスペース(奥はキッチン)。

そんな2つの部屋。

生活リズムの違う2人が暮らすのに、丁度いいんじゃないかなあ、と。

そう。言うなれば、親子2人暮らし、もしくは姉妹2人暮らし。はたまた共働きの夫婦とか?!2人の仲は良いんだけれど、互いに生活リズムが違うので、ほどよく距離感も保ちたい・・・という、そんな暮らし方もできるんじゃないかと。

一方で、北側を夫婦の寝室、南側を仕事部屋として使う、2人暮らしとかでももちろんアリですよね。広いリビングが欲しい場合は、3枚の引込み戸をオープンにして使うなんてことも可能ですので。

使い方のフレキシブルさを保ち、借り手の選択肢を狭めないように・・・と、こんな計画になったのでした。


部屋の中央にあるキッチンスペース

また、部屋の中央には水回りコアを配置。キッチン裏は浴室・洗面・トイレスペースとなっています。

今回、大胆にも、からし色の壁とした部分。

一室を横断する大きな梁があったので、それに合わせて壁をつくり、アクセントの塗装で仕上げました。この物件の個性となりましたね。

また、深緑色のタイルや壁紙、ヴィンテージ感あるフロアタイル、合板の棚なども相まって、全体的に見てみるとなんだかベジタブルな空間。一階も八百屋さんだしね・・・まあ、いいよね・・・。

あとは、家具を持ち込まなくてもいいよう可動棚やTV収納、食器用棚など、細かな棚も造り付けて、、、2人暮らしには丁度いい物件になってくれたのでは、と思います。


食器用の棚やTV収納も造り付けました。


可愛げな丸みを帯びた黒のドアノブ。ドラえもんの手みたい。


下地の凹凸がひどく、モルタル塗りで仕上げることにした天井。