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事例紹介

2013年06月17日 (月)

セミオーダーという家の買い方

1〜2人暮らしFor SALE団地自然/緑/水辺

セミオーダーという家の買い方
所在地   大阪市住之江区
構造    SRC造
築年月   1981年
竣工月   2012年12月
施工面積  77m2
※販売元 GRAVITY株式会社

「セミオーダー」物件の購入

既に成人された息子さまと、2人暮らし(母と息子)のYさま。

これまで、賃貸マンションで暮らしていたのですが。このたび、近くで売りに出ていた中古マンションを買うこととなりました。そこで、購入することになったのが、今回の物件・・・あらかじめ、物件価格にリフォーム費用が含まれた「セミオーダー」型の物件なのです。

「セミオーダー」型というのは、リフォームのプランや設備の仕様などはある程度決まっているものの、見込まれているリフォーム金額のなかであれば設計の変更も可能、という物件。

今回は、そんなセミオーダー物件の改装をお手伝いさせて頂きました。


(改装前)暮らしのイメージを共有することから、打ち合わせは始まりました。

もちろん、今まで住んだことのない家。間取りを大きく変更する訳ではないので、一緒に、不満になりそうな箇所を確認していきました。

そのうえで、標準仕様から変更したいパーツは何か、リビングや収納スペースをどうつくるか、など、費用のバランスに注意しながら打合せは進みます。

概ねプランは決まっているので「イチから全て考えなくてもいい」というのがセミオーダーのいいところ。もちろんコストアップすれば、こだわりの素材を選ぶことも可能です。

というわけで。打ち合わせの結果、標準プランを少しだけ見直して、大きなリビングスペースをつくることに決まりました。生活スタイルの変化にあわせてさまざまな使い方ができるよう、間仕切りはつくらず、広いスペースをどーんとつくる計画です。

家具で仕切ってリビングスペースをつくったり、畳コーナーをつくったり、Yさまの頭の中にはいろいろな使い方が見えているよう。夢は膨らみますね。

暮らしのハコは、余白を残しておくくらいが、ちょうどいいのかもしれません。部屋の使い方にも自由度を残せるわけだし。住んでみて分かることもあるわけで。もしかしたら思ってもいなかったライフスタイルを送る可能性だってあるわけで。

だから、住みながら形を変えていくのは健全なことだと思うし、それを楽しみにしていくこともできるのもいいかと。余白をつくっておく・・・大切なことだと思います。


解体後の様子。こんなにあるのかと、ごみが山積みに。

キッチンから見える景色

8階にある今回の物件。実は、2つの窓からは大きな樹が見えて気持ちがいいんですよね。この頃は、紅葉がとてもきれいでした。

そこで、窓からの眺望を遮るのはもったいないと キッチンはオープンプランにして、キッチンの棚はタモ集成材をボルトで吊りました。

また、キッチンから見えるリビングの壁(一面)には、淡い水色の壁紙を取り入れて・・・。実はこれ、奥さまが見つけてこられた壁紙なんです。料理をつくるときに見える景色が、自分の好きなモノだとなんだかウキウキした気分になりますね。


キッチンからリビングを眺める。2つの窓から光も差し込み、どーんと明るいリビング。


壁一面に奥さまの好きな色の壁紙を貼った。

がっつり、イチからリフォームするのは面倒、だけどちょっとこだわりたい、そんな方にはセミオーダー型もいいかもしれません。

出来上がりの物件を手に入れるのもいいですが、せっかくの自分の家ですから、ちょっとだけこだわったり、自分で手を加えて、家づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。


ベランダからの眺め。素敵な秋の紅葉を見下ろす。


敷地内にある公園も、気持ちがよさそう。