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事例紹介

2013年09月22日 (日)

山本さんのセルフリノベ

DIY/セルフ団地自然/緑/水辺

山本さんのセルフリノベ
山本さんのセルフリノベをご紹介。下地と設備はプロにまかせて、シアゲを自由に楽しんじゃいました。
物件名   新狭山団地
所在地   埼玉県狭山市
構 造   RC造
築年月   1973年
竣工月   2013年09月
施工面積  67m2

セルフビルドを考える

埼玉県狭山市。

茶畑や緑に囲まれ のんびりとした空気ただよう団地の一室で、家づくりに奮闘している方がここに。「団地をもっと楽しい場所にしていきたい」と、お仕事をしながら『団地生活デザイン』の運営もされていらっしゃる山本さんです。


青焼きの建築当時の図面

そんな山本さんは元バイクの整備士。機械設計の仕事をしていた経験もあり、プランを考えることや手を動かして何かをつくる、ということはもともと好きだったそう。

また、以前にもセルフビルドで家づくりに挑戦したことのあるツワモノでもいらっしゃいました。今回もできるだけ自分でできる部分はやってみようと考えていたそうですが・・・

ただ、工具の扱いには慣れているものの「建築」の慣習や工事費の相場感など、分からない部分に対する不安もあり・・・そこで今回は、設計と、職人さんのキャスティングと、材料の発注など、マネジメント業務をお請けすることとなりました。


BEFORE|自分でできる事はやってみようと、既に一部は解体されてました。

プロの領域と、シアゲの領域

そこで、どういう作業をセルフでしたいのかを確認し、図面とにらめっこしながら 家づくりのプランを一緒に考えていきました。

セルフといっても技術的にできること・できないことも当然あるのですが、それ以上に重要なことは作業区分をきちんと分けること。工事の流れ上、職人仕事とセルフビルドが同時期となると責任範囲がはっきりしないので、そこはやはり切り離すことに。

しいては、解体工事・産廃処分・木下地工事と電気・水道・ガスの設備工事はプロに任せて、その後の内装工事は自由にセルフビルドしていく、ということになりました。


下地工事完了時|「さて、仕上げはどうしようか?」

シアゲの領域には、自由な選択肢

素材や厚さなど、建築的な納まり上、ある程度決めておかなければいけないものの、内装材の選択肢は自由気まま。どんな壁紙を貼ろうかなー、タイルはどうしようかなー、床は・・・、と考えるのもまた楽しい時間ですね。

もちろん、DIYが難しければ、改めてプロに頼むことも可能だし、どんどん妄想は膨らみます。

また、誰かに仕上げをしてもらったっていいんです。今回はセルフリノベ体験会と称し、イベントを開催。いろんな人たちに壁塗りの体験してもらったそうです。


セルフリノベ体験会の様子。

もちろん、家族と一緒につくりあげてもよし、友人や仲間たちとつくりあげてもよし。みんなでつくったという経験は、とても貴重な時間となるハズです。

愛着もわくし、「この壁ワタシが塗ったんだよー」とか、つい友人に自慢したくなっちゃいますよね。

空間づくりを楽しむ

そんな現場は、いまもなお現在進行形。まだまだセルフも続きます。妄想と作業を繰り返し、カタチとなっていくんですね。


無垢のスギフローリングを施工中!いい香りが漂っています。まだまだセルフも続きます。


(左)自作したキッチン。天板・水栓・シンクはIKEAのもの(右)背面の壁の塗装もDIYにて


(左)自作の洗面台。ボウル/水栓はネットで購入した。(右)浴室タイルもDIYにて

最近では、セルフビルドで空間づくりを楽しむヒトたちも増えてきました。それは、コストを抑えたい ということも一つの理由としてあるとは思いますが、山本さんいはく、

「やっぱり、楽しいでしょ?!」と、ひと言。

そう。やっぱり自分だけの空間をカスタマイズしていく感覚は、とてもわくわくするのです。「どういうプランにして、どういう素材を使って、どういうチームでつくりあげていくか?」自由な発想でつくりあげていく空間は、可能性に溢れていると思います。