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読みもの

2019年12月30日 (月)

アールの開口部をつくる

プロダクト/アイデア

アールの開口部をつくる
直線の多い住宅空間において、柔らかい雰囲気を与えてくれるアールの開口部。おうちの中の曲線は、インテリアのいいアクセントになるだけでなく、空間をゆるく仕切るのにも役立ってくれることと思います。

愛らしい丸みのある曲線

アールのある開口部って、ときどき見ることありませんか?レストランやホテルとか、あとは雑誌などでも・・・。四角い開口部とは違って、また違った印象を受けますよね。丸みのある感じが、きっと「優しさ」や「柔らかい」雰囲気をつくってくれているんだと思います。

でも、この「丸み」を造るのってすごく大変なのでは?どうやって作るんだろう?と、疑問に思ったことありませんか。

実はカーブした部分は「曲げベニヤ」という合板を使ってつくっています。こんなに曲がるんだというくらい、ぐにゃぐにゃに曲がるベニヤなんですよ。

これが「曲げベニヤ」。

今回は、開口幅の半分を半径とするシンプルなアールの開口部を造りました。この曲線の”カーブ具合”をどう造るかによっても、また雰囲気も変わるんですよね。少しの違いなんですけど・・・まあ、この辺は好みもありますかね。

で、こちらが開口部をつくる大工さんの様子。

まずは開口部の上部分をカーブ状に型を取り、下地の壁をつくります。

そして、それを固定します。同様に反対側も型を取ったアーチ状の下地材を取り付けたら・・・

小口部分に「曲げベニヤ」を取り付けます。こんなに「ぐにゃーっ」と曲がるんですね。

そして、壁一面が仕上げっていく様子がこちら。

開口部ができたら、壁に石膏ボードを張りあげ・・・

下地処理と仕上げ塗装を施し、完成へと。

完成後|向こうのスペースはどんなだろう・・・?となんとなく惹き付けられませんか。

おうちにアールの開口部があると、ちょっとだけ雰囲気が柔らかくなりますよね。視線の抜けやインテリアのアクセントにもなり、内装のポイントにするのにもおススメです。

もし、空間をエリアでゆるく仕切りたいと思ったなら、アールの開口部を造ってみるのもいいと思います。