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読みもの
2017年08月07日 (月)
プロダクト/アイデア
こちら、スイスのルツェルンという町で見かけた風景です。
素通りしそうになったのですが、『ん?なんだこれ?!』と、思わず見入ってしまいました。よくよく見てみると、何やら「ポリバケツを連結したようなモノ」が、窓から大きなコンテナまで伸びています。
このコンテナは日本では「バッカン」と言われるもの。要は、建築廃材用のごみ箱なんですね。いっぱいになったらトラックに積み込んで、産廃処理場まで運びます。
どうやら建築工事中に出た室内の廃材をこの「ポリバケツを連結したようなモノ」を使って、コンテナまで下ろしているみたい。
通常、室内で出た廃材は、ガラ袋にまとめ、台車などを使いながら廊下や階段などを何往復もして搬出することが多いんです。が、これが結構な手間なんですよね。でも、こんな「即席ダストシュート」があると現場の作業はすごくはかどるなあ、と。職人さんにとってもありがたい装置です。
ちなみに、もともとこういうモノなのか、加工して代用しているのかはわかりませんが、簡単に設置できるなら、こんなのもアリですね!