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2017年08月07日 (月)

特集|🇫🇷 パリを訪ねて 2017

トラベル

#05パリからスイスまで、足を伸ばして

特集|🇫🇷 パリを訪ねて 2017
まだ気候のよかった5月の終わりにパリを訪ねました。個人的には2度目のパリだったのですが、さらには足を伸ばして、スイスまで、、、ちょい旅。

#05|パリからスイスまで、足を伸ばして

パリからスイス(チューリッヒ)までは、高速鉄道に揺られて5時間ほど。EU圏内の移動は出入国の審査がないので、とても気軽でした。日本国内を新幹線で移動するくらいの感覚ですかね。

スイス・チューリッヒの街並み

スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4言語。人口の6割のひとはドイツ語を話すらしく、町のなかで見る表記もドイツ語が多かったように思います。まあ、まったく読めませんでしたが…。

物価は高いです。英国のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)の調査で、2017年に発表された「世界で最も生活費が高い都市ランキング」では、スイス・チューリッヒが 第3位。ちなみに、1位はシンガポール、2位が香港、東京は4位だそうです。

ただ、感覚的には、スイスの物価は東京よりも、うんと高い印象ですかね。デパート上で食べた、ビュッフェスタイルのランチが 2人で50CF(5,500円)ほど。また、スーパーマーケットで見かけた食材も日本より軒なみ高かったです。

街の中心部はトラムが走っていて、市民の足として普及している模様。また、自転車🚲を利用しているひとも多く、自転車専用道路も整備されていました。

加えて、車も走っていますが、みんな歩行者にはとても優しくて、「どうぞ、どうぞ」と道を譲ってくれることが多かったです。

いろんなひとたちで賑わう噴水広場。

また、街には噴水広場がところどころにあり、市民の憩いの場となっているよう。と思ったら、チューリッヒは、世界で最も噴水の多い街なのだとか。 みんな、ペットボトルに水を入れたり、そのまま口に含んだりと、飲み水としても利用していました。

自分も飲んでみましたが、特段、変わった味がすることもなく。 チューリッヒの水は、どうやらアルプスの雪解け水が流入する「チューリッヒ湖」の水を使っているらしく、水質も厳しく管理され、市販のミネラルウォーターと比べても遜色がないのだとか。

噴水に飛び込んではしゃぐ子どもたち。とっても楽しそう。

街を歩いていると、ふとした瞬間に 噴水広場に出くわしたり。

また、市街を一望できるリンデンホフの丘の上では、大きな盤面でチェスをするおじさんたちを見かけました。向かい合う二人がプレイヤーで、まわりはギャラリーのよう。みなさん真剣な顔つきです。

ベンチではくつろぐカップルがいたり、読書をするひと、写真を撮るひとたちなど、思い思いに過ごしていて・・・とてもステキな場所でした。

でも、こちらの人は当たり前に生き方のセンスがいいように思います。それはもう、子どもの頃から既に知っているかのような。ムリをせず、肩ひじを張らず、自分に正直で、自分の生き方に誇りを持っていて、それでいてフレンドリーで、家族を大事にし、田舎町も素敵で、美意識が高いような。

まあ、誰かに話を聞いたわけではないので、実際のところは分かりませんが、ここにいるヒトたちを見ているとそんな風に感じました。

そして、パリもそうだったんだけど、気持ちのいい場所をつくったり、見つけたりするのがあたり前に上手。川べりや丘の上、噴水、カフェテラスなど、なんでも居心地のいい場所にして、過ごしていて・・・日本だと、きっとこうはならないんだろうなあ、と。

 

山岳レジャー

国内の鉄道のほか、山岳鉄道も発達しているスイス。ダイヤも乗り継ぎしやすく組まれているそうで、山岳レジャーも気軽に楽しめそうです。週末は、リュックを背負った人たちをたくさん見かけました。登山は、ここスイスでは、一般的なレジャーみたい。

というわけで、登山列車に乗って、山岳レジャーも少しだけ。チューリッヒから日帰りで行けるリギ山まで行ってきました。

この日は晴天にも恵まれて、気持ちのいい登山運行。リギから見るロケーションが素晴らしく、ほんとに美しいものばかりでした。

晴れ渡る空、遠くにそびえ立つ雪がかった山々、青く澄んだ湖、そしてそれを楽しむひとびと。これぞ、アルプスという世界。

また、湖の多いスイスでは、交通の足として湖畔の町を結ぶ「湖船」がたくさん運航していて・・・船から見える湖の景色も、もう何もかもを忘れてぼーっとしてしまうくらい、気持ちのいいものでした。

 

スイス第4の都市、ルツェルン

途中、スイスの文化的な都市ルツェルンにも立ち寄りました。メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ゲーテなど多くの芸術家に愛されてきたというスイス第4の都市、ルツェルン。

中央駅の隣りには、ジャン・ヌーベルが設計したルツェルン文化センターがあり、とても近代的な印象・・・

かと思えば、古代城跡の擁壁、見張り塔、カペル橋など旧市街の美しい街並みも残っており、それらを見て歩くこともできます。

旧市街と新市街という時代の異なる建物があっても、街全体としては、それらがうまく溶け込んでいるんですよね。パリとはまた違った意味で美しい街でした。きっと、むやみに景観を損ねないよう古い街並を守ってきたのでしょう。歴史や景観を大切にするその心、素敵です。

それにしても、案外、パリからでもひょいと行けてしまうスイス。スイスで生まれたコルビュジエが「パリ」に移り住んだり、「パリ」で起業したシャネルが戦時中はスイスに亡命したりと、何かと密接な関係があるようにも思います。

気軽に行き来ができる今の時代だからこそ「パリついでに、スイス」という旅プランもいいかもしれませんね。

 

#06 につづきます