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2017年06月29日 (木)

特集|🇫🇷 パリを訪ねて 2017

トラベル

#02気品ただようローラン・ギャロス

特集|🇫🇷 パリを訪ねて 2017
まだ、気候のよかった5月の終わりにパリを訪ねました。個人的には2度目のパリだったのですが、熱戦つづく全仏オープンにも行ってきましたので、こちらもレポートしてみたいと思います。

#02|気品ただようローラン・ギャロス

テニスの四大大会の一つ、French Open(全仏オープン)

ブローニュの森に隣接する Roland Garros(ローラン・ギャロス)にて、毎年、5月末から6月初めにかけて、開催されています。

四大大会のなかで唯一、レッドクレー(赤土)コートで行われる大会で、その美しい赤褐色のコートには、独特な雰囲気がありました。

少しテニス的なことを言うと・・・

レッドクレーは、バウンド後「ボールが高く弾み、球足は遅くなる」と言われているコート。ただ、湿気(雨)や気温などによってもコート状況は変わるので、選手は土の状態にあわせて、戦う必要もあるんですよね。

それでも「遅い」コートには変わりないので、ラリーも続きやすく、ハードコートの大会などに比べると波乱も多い大会。選手はたいへんなのですが、でも、観ている側としては面白いんですよね。

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どんなボールにも追いつけるだけの強いフィジカルを持ち、高く弾ませるヘビートップスピンボールを打てる選手が、強い傾向にあります。

代表格としては、やはり「クレーキング」と呼ばれるRafael Nadal (ラファエル・ナダル)選手ですね。今年のシングルス優勝で、全仏の優勝は10回(歴代1位)となりました。また、今年で言えば、Thiem(ティエム)選手もかなり強かったです。

また、ボールの落下地点に跡が残るため、CGを利用した「チャレンジ・システム」は使用されません。きわどいライン際のボールの判定は、審判台から主審が降りてきて、ボールの跡を確認してから判定し直します。

CG技術はあっても、クレーコートだけは目視なんですね。

ちなみに、全仏オープンは「フランス語」だけのコールとなります。これも、他の大会にない「独特な雰囲気」がする理由のひとつでしょうか。

さて、大会には2日目と4日目に行ってきました。

ローラン・ギャロスには、屋根のあるコートがないので(2017年 現在)、天気がどうなるか気になっていたのですが・・・雨にふられず観戦することができました。

ただ、両日ともかんかん照りで。パリは湿気が少ないので、汗はかかないけれど 肌が痛いくらいに暑かったです。選手はもっと暑いでしょうけど。

チケットは、「OUTSIDE COURTS」(・・・3つのメインスタジアム以外は、すべて観られます。)であれば、30€で買えました。しかも、大会後半なら20€。

安いですよね。全仏オープンが、20〜30€で観られる「なんてお得!」と思いました。

また、テニスはフランスでも人気のあるスポーツのよう。パリの街なかでも、ラケットを持った子どもたちを何人も見かけました。

フランスのお客さんも目が肥えているようで、すばらしいプレーには敵味方関係なく、拍手が送られていました。が、ただ、基本的にはヨーロッパ選手びいきかな。しかも、地元フランスの選手だとなおさら。

アジア選手にはアウェー感、満載です。でも、この雰囲気にも乱されないメンタルが、選手には必要になるんですね。

また、大型ビジョンで観戦できる こんなスペースもありました。みんなくつろぎながら画面に夢中で。まるで、巨大なリビングのよう・・・席は空いたら、すぐに埋まってしまうくらいの人気のエリアでした。

コートサイドはときに混み合うので、こんな楽しみ方もいいですね。

それにしても 会場を歩いていて気づくのは、全仏のスタッフにしても、カフェテラスにしても、観客のひとたちにしても・・・みんな、こうなんというか「シュッとしている」んですよね。ひとことで言うと「おしゃれ」。

きちんとした服装で観戦するひとも、ちらほら見かけました。でも、そういうのを観ると やはりここは「パリ」なんだなあと感じさせてくれます。

あと、すれ違うひと、すれ違うひと、みんないいにおいがして・・・。

男のひとも、みんな香水をつけるんですね。フランスは空気が乾燥しているため、日本のように毎日髪を洗ったり、体を洗ったりはしないそうです・・・その代わり、香水にはこだわるのだとか。

会場には気品があって・・・。真っ青な空、緑あふれる樹々、赤土のコートがとても美しくて・・・。

ローラン・ギャロスは、『また、来てみたいなぁ』と思わせてくれるくらい、気持ちのいいところでした。

テニスが好きなひとにはもちろん、そうでないひとにも「パリらしい」場所としてオススメです。5月〜6月にパリへ行くときには、ローランギャロスも訪問先の一つにしてみてはいかがでしょうか?

#03につづきます