10:00~18:00 水曜定休日
読みもの
2016年09月14日 (水)
プロダクト/アイデア
よくマンションなどで、玄関に入るとセンサーが反応して、「ぱっ」と照明が付いてくれる、あれです。買い物帰りなど、両手が塞がっていても自動で点灯してくれて、とても便利ですよね。消し忘れにも、電気代の節約にもなります。
だけど、そもそもこの自動点灯システム。センサー付きの「スイッチ」で反応させていることがほとんどでした。
だけど、それだと「スイッチ」のデザインが限られてしまいます。
「海外製のスイッチ」や「レトロなスイッチ」を取り付けたいと思っても、センサー式に対応していない、ということもしばしば。
また「スイッチ」を「センサータイプ」に変えたいと思っても、結線作業が必要になるので、工事を頼まないといけなかったり。
でも、このシステム・・・最近では、こんな方法で簡単にできるようになりました。
それは・・・電球をセンサータイプに交換するだけ。
これだけで、照明を自動点灯に変えられるんです。
人感センサー付きLED電球|こちらは、斜め取付け専用タイプ。電球の側面にセンサーが付いています。
取付例。浅型のダウンライトは、こうやって横向きに取り付けるモノが多いです。
下の電球は下方向タイプ。ここでは、キッチン照明をセンサータイプにしました。
人感センサー付きLED電球|下方向タイプ。電球の頭にセンサーが付いています。
下方向タイプの取付例。
他にも、洗面やトイレ、ウォークインクローゼットなどにもよさそうですよね。一時的にしか照明を付けない場所に適しているかと思います。
実は、この技術。ひと昔前から既にあったのですが、蛍光灯型電球では、ON-OFF時に大きく電力を消耗するのでセンサータイプには不向きでした。商品数も少なく高価でして。
だけど、LED電球が普及したことにより、一気に商品数も増え、安く手に入れられるようになりました。
ただ、注意点としては、空間が既に明るいとセンサーは反応しない、ということでしょうか。
窓があって光が差し込むような場所では、日中はおそらく付きません。「電気代の節約になっていい」と考えることも出来ますが、照明をコントロールしたい場所には不向きかもしれませんね。
まあ、センサーを手で隠せば、一時的に点灯させることはできると思いますが。
あとは、器具自体にセンサーの付いた、こんな商品もあります。
AVANTEK LED人感センサーライト/USB充電式
USBケーブルで充電でき、マグネットで好きな場所に取り付けられるようになっています。
毎度、充電する手間はありますが、電気工事が必要ないので、もともと照明がなかった場所に「明かりが欲しい」という時に使えるかと。
キッチン手元灯使用例。
ここではキッチンの手元灯として使用しておりますが、クローゼット内の手元灯や、棚下灯としてもいいかと思います。
キッチン灯を自動点灯にしておくと、夜中、冷蔵庫の飲み物を取りに行く時なども「パッ」と照明が付いてくれるので、意外に便利なのです。