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2016年08月10日 (水)

未来の「家」を想像しよう!-HOUSE VISION-

ライフスタイル

未来の「家」を想像しよう!-HOUSE VISION-
「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」をレポートします!この夏休みの行き先にしてみてはいかがでしょうか?

「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」

7/30(土)~8/28(日)まで、お台場・青海駅前の特設会場で開催されている今夏の注目イベント「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」。2013年に盛況を博した展覧会「HOUSE VISION」が、3年ぶりに開催しております。

HOUSE VISION・・・ヒトの意識の変化や、テクノロジーがもたらす社会の変化において、「家」をプラットフォームにして、「幸せのかたち」も見立て直していこうというプロジェクト。テクノロジーと知恵、そしてクリエイターと企業のアクティビティを掛け合わせ、実践的な視点から未来を可視化していく展覧会となっています。

今回のテーマは「CO-DIVIDUAL|分かれてつながる、離れてあつまる」

個に分断された人々、都市と地域、あるいはテクノロジーの断片を、どのように再集合させるか。その答えが、12のエキシビションハウスとして可視化されていました。

お台場・青海駅前の特設会場

早速、初日に行ってきましたので、勝手にレポートしてみたいと思います。3年前に比べると、さらにパワーアップした印象を受けた今回の展覧会。個人的には、とても面白かったです。未来の「家」や「暮らし」を考たいというひとには、ぜひ、行ってほしいと思うイベント。おススメです!

いやー、それにしても当日は、暑かったですね。かんかん照りで。ただ、冷たい珈琲と羊羹を出してくれる 気持ちのよい「休み処」もありますので、どうぞご心配なく。風も抜け、日陰になっているのでゆっくりもできます。見どころも多いので、休み 休み見ていくのもいいかと思います。

の家|パナソニック×永山祐子

さて、今回 個人的に、印象深かったのはIoTの技術。「モノ」がインターネットにつながることで、「家」の可能性もこんなに変わるんだなと。実際に目にすることで、未来の「家」が少し想像できました。

特に、この「の家」。

必要最低限のモノだけで構成された 機能としてのシンプルな「家」に、「IoT」を通してできる豊かなコトを、自分で詰め込んでいくような、そんな未来の「暮らし」提案でした。そう、iphoneにアプリを入れるような感覚で、家にIoT技術を自ら編集していくような・・・。

「家」+「IoT」=?

リフォームの仕事なんて、近い将来ほとんどなくなるのかも?!なんて感じたり・・・。でも、そんな未来を想像して、ワクワクもしていました。

冷蔵庫が外から開く家|ヤマトホールディングス×柴田文江

あとはこの「冷蔵庫が外から開く家」。

こちらは「冷蔵庫」機能を持つ宅配ボックスを、住宅の壁に埋め込み、外からも中からも開くようにした提案。実際には冷蔵庫だけでなく、宅配便や薬、クリーニング用ボックスとしても利用できるように、とのことでした。

イメージしたのは、冷凍・冷蔵食品の宅配サービスによって、買いものの負担を減らしてくれるような未来。病院で何時間も待たなくても、IoTの技術で体調管理がなされ、薬を自動的に宅配してくれる未来。自宅のクリーニング用ボックスに洋服を入れておけば、集荷・クリーニング・配送を自動的にしてくれる未来。

IoT技術と、高速化していく物流のおかげで、暮らしはさらに豊かになりそうだな、と感じさせてくれるものでした。

吉野杉の家|Airbnb×長谷川 豪

こちらは「吉野杉の家」。

Airbnbのような企業が、参画しているのも面白いですよね。

「吉野杉の家」は、コミュニティがホストとなることで、地域との新しい関係を目指した家。一階が地域に開放されたコミュニティスペース、二階の三角屋根の屋根裏部屋はゲストが宿泊する空間として提案されています。

奈良県吉野町で作られた「吉野杉の家」は、5台のトラックに分載され この地に運ばれてきたそうですが、会期終了後は、再び吉野町に運ばれ、Airbnbにも登録されるそうです。

三角屋根と床に囲まれた二階の空間は、吉野杉が張られ、とても心地のいい場所でした。開口部も開ければ、さらに気持ちも良さそうです。吉野に戻った後、実際にはここからどんな景色が見えるのだろう?と、その景色が見てみたくなりました。機会があったら泊まってみたいですね。

凝縮と開放の家|LIXIL×坂 茂

次に「凝縮と開放の家」。こちらのブースも面白かったですね。

「風呂+トイレ+洗面+キッチン」の4つの水まわり機能を一つの「コア」に凝縮し、自由にレイアウトできるようにしたLIXILの提案。水を床下でなく、上方に処理するという画期的な給排水システムにより、これの実現を可能にしています。おかげで、家族の変化やライフスタイルの変化に合わせて、模様替えをするように「水回り」を自由に配置することが可能となっています。

一方で、紙のハニカムボードを合板で挟んだ「PHPパネル」を建築の構造体に使うという、坂 茂氏による新発想住宅でもあります。室内空間には大きな梁も太い柱も必要ありません。低コストで、軽くて丈夫な開放的な骨組みに、天井や外壁はテント膜をジッパーで固定するという構造となっております。

短い工期でかんたんに建てられるので、災害時の仮設住宅としても既に活用されはじめているそうです。ちなみに上の写真が、構造体となる「紙」でできたハニカムボードです。(写真が分かりにくくて、すみません。)

毎日トークセッションが行われているのも魅力のひとつ

さて、かんたんレポートは以上としますが、まだまだ見どころもたくさん。「遊動の家」「棚田オフィス」「電波の屋根を持つ家」など、いろいろな提案がいっぱいです。ぜひ、ご自身の目で見て「何か」を感じてもらえればと思います。

また、会期中、毎日開催されているトークセッションも楽しみのひとつ。隣には蔦屋書店も出店していますので、聞いてみたいトークセッションを狙って、足を運んでみるのもいいのでは?何か、新たな発見もあることと思います。

会期中は、毎日開催されているトークセッションの会場

—HOUSE VISION 2016 TOKYO TOKYO EXHIBITION—
会 期|一般公開 2016年7月30日|土|─8月28日|日| 11:00─20:00
会 場|臨海副都心J地区 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目1
入場料|一般 ¥1,800/学生 ¥1,500/一般3回券 ¥4,500/学生3回券 ¥3,500
※HOUSE VISION 公式サイトはこちら