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2016年04月15日 (金)

連載|LAからの不定期便

カルチャー

#007highlandpark

連載|LAからの不定期便
L.A.からの不定期便は、ただ今 むらたがジャック中。今回は、ディープなカルチャーが残る街 highlandpark(ハイランドパーク)について・・・ダウンタウンから、バスに乗って行ってみました。

ディープなカルチャーが残る街

ロスにはhighlandpark(ハイランドパーク)という街があります。かつては、ギャングもいるような非常にディープで危ない地域だったそうで。ラテン系住民も多いこのエリアは、いまでもそのメキシカンな雰囲気を色濃く残しています。

確かに・・・道中、バスから見えた住宅はどこもかしこも柵で囲まれていて、あまりこの辺りをうろうろしたくないな、と思ったほど。バスから降りた瞬間は、さすがに少しそわそわしました。

そんなハイランドパークですが、家賃が安いことも手伝ってか、最近では若者も増えたそう。そして、街は今、ヒップなエリアとして注目を浴びているそうです。変化が起きたのもここ数年のことらしく。隣接するマウントワシントン地区に住むクリエイターたちが、穴場として訪れ始めたことが、きっかけになったみたいね。

この日は閉まっているお店も多かったですが、確かに雰囲気のいいショップもちらほら見かけました。

また、少しコーヒータイムを、と地元のたまり場「cafe de leche」に立ち寄ってみたのですが。人が集まるきっかけにもなったお店、というだけあって、手づくり感ある店内は雰囲気も良く、普通に内装のセンスもよかったです。

それはデザイナーがつくるような感じではなくて、普通に居心地いいなあと感じさせてくれる雰囲気。騒がしすぎず、落ち着いた音楽が流れていました。アーティストのリーフレットなどもたくさん置かれていて。この辺りの情報発信地にもなっているようですね。

でも、マウントワシントンに住むクリエイティブなひとたちが、ここにたまりたくなる気持ちは、なんかわかります。

それぞれが好きなことをして過ごしているのだけれど、誰かに干渉されることもなく、日本人だからといってジロジロ見られることもなく、自由な雰囲気が流れているのです。

MacBooKで何か作業をしているひと

ふつうに「ランチ」しているひと。

打ち合わせをしているひと。

くつろぎながら読書しているひと

ヘッドホンをしてノートに絵を描いているひと。

店員さんとのおしゃべりを楽しんでいるひと。

スタンプタウン・コーヒーと、ベーグルやクロワッサンなど軽食が販売されていました。黒ぶち眼鏡をした黒人の店員さんがまとう雰囲気も、なんともカッコよかったです。

それにしても、ここが元ギャングの街だというのだから面白い。

街には、腕に入れ墨をしたイカついメキシコ系の兄ちゃんたちがフツーにいて・・・(−太い腕に、デカい身体、シブいアメ車を運転している−)

けんかしたら「まあ、まず勝てないよなあ」というようなひとが、ドジャースの帽子をかぶり、子どもとペットを連れていたりするのを見ると、「あ、なんだ。意外にいいやつなのかも?!」と思うのです。

そんなディープなカルチャーが、ハイランドパークの魅力ですね。そういや、この街では、日本人に出会うことはありませんでした。