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2015年04月06日 (月)

特集|公園のある暮らし

ライフスタイル

#01航空公園とわたし

特集|公園のある暮らし
本日より「特集|公園のある暮らし」を3回に分けてお届けします。だんだんあたたかくなってきて、どこかへ出かけたくなるこの季節。まずは、近くの公園にでも出かけてみませんか。もしかしたら、何かが始まるかもしれませんよ。(文:阿久津)

航空公園とわたし

池袋駅から西武線に乗っておよそ30分。航空公園駅を降りると、目の前にその広大な公園は現れます。

テニスコートがあり、野球場があり、サッカー場があり。またドッグランスペースや芝生のスペースなど、公園を楽しむいろんなひとでにぎわっています。混み合うこともなく、ちょうど良い感じで。ここは埼玉県所沢市。

所沢で生まれ育った私は、小学生の頃、この公園によく連れて来てもらっていました。ちょうどその頃、光GENJIが流行っていて。ローラースケートを履いて遊んでいたのを覚えています。

当時は「航空公園=ローラースケートをやる場所」、くらいにしか思っていなかったのだけれど、そんな記憶も年とともにうすれ、ここ何年かは公園から遠ざかっていました。

それ以来、その存在すら頭から消えていた私ですが、25年ぶりに再び訪れることになります。久々の航空公園。でも、そこで感じたものは・・・子どもの頃とは全く違っていました。

『何、この素敵な場所!?』

それが率直な感想です。

緑があって、そして広い。スポーツを楽しむひと、散歩するひと、ペット連れのひと、ランニングするひと、子どもと遊ぶ親子連れなど、それぞれが、それぞれの過ごし方をしている。

それは、公園でよく見かける光景なんだけど、でも、そこには癒しと前向きなエネルギーがあるなあ、と。

それ以来、わたしの中で、この公園はパワースポットになったのです。『家の近くにこんな公園があるなんて幸せ』と。

公園内を走ったり、公園で考え事をしたり。いつしかこの場所が、自分の生活の一部になっている事に気づきました。

なぜかここに行くとハッピーな気持ちになれるんですよね。最近、公園でテニスを始めたりもして・・・。運動をしている人が多いからかな。前向きなパワーが貰える気がするんです。

それで思ったのが、家を選択する時ってどうしても立地(駅から徒歩だとか)や築年数や価格、資産価値など、定量的な物差しを判断基準にすることが多いと思うけれど、

感覚的に『近くにすてきな公園がある』という事だけで選んでみてもいいかもしれないな、と。一見、絶対条件ではなさそうな周りの環境も、意外と影響を与えてくれるものなんだなあ、と。

また同時に、自分の生まれ育った地元の歴史や文化を見つめ直してみてもいいかもしれない。身近に当たり前にあった何かが、見過ごされていた何かが、改めて自分にとっての価値になることもあると思う。

自分にとって本当に大切なのは何か、何が価値なのか。

いろいろなことが始まる季節。あたたかくもなってきたことだし、自分の『暮らし』について、一度、見つめ直してみるのも、いいのではないでしょうか。

#02 東川と桜のある景色 →

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