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2015年09月14日 (月)

暮らしと雑貨と家具のお店

ローカル

#03岡田さんに聞く、コンフォートな暮らし

暮らしと雑貨と家具のお店
一日のほとんどは工房にいるという岡田さん。家ではどんな暮らしをしているのでしょうか。お話をお聞きしにご自宅を訪ねてきました。

岡田さんに聞く、コンフォートな暮らし

現在は、奥さまとの2人暮らしの岡田さん。朝早くに揃って出かけては、ご自身は工房へ奥さまは都内の会社へお勤めと、日中はそれぞれの生活のようで。

「夫婦揃って、家でゆっくりするのは夜くらい・・・。」と苦笑いする岡田さんですが、ご自宅での過ごし方については気に入っているそうです。


コンクリートにそのまま塗装したネイビーの壁が渋い。

この家に暮らし始めたのは、去年から。

それまでは賃貸住宅で暮らしていたのですが、「画鋲がダメ、釘がダメ」と味気のない部屋に、ずっと住みにくさを感じていたのだとか。つくり手でもある岡田さんにとって、やはり自分らしくいられる場所を「自分でつくりたい」という欲求もあって・・・。消費増税も重なり、「今でしょ。」とマンション購入に踏み切ったそう。


窓辺には、素敵なグリーンたちが居並ぶ。

購入したのは、しごと場近くの築40年のマンション。見晴らしがよく、静かなところも気に入ったそう。車の騒音が苦手というのもあり、「静か」であることは、重要なファクターだった、とのこと。

お伺いしたときは、その静かな部屋に似合うゆるーい音楽が流れていて、そこは居心地のいいブックカフェのような空間でした。


2つの窓からは、街並とこんもりした森が見おろすことができる。とても静かです。

改装は、自分で出来ないところはプロにお願いして、塗装や漆喰塗りなどを奥さまとセルフで仕上げたそう。「結構、時間かかりましたー。」とお話しながらも、そのお顔はなんだか楽しそうでした。コンクリートに、ラフに仕上げた塗装に、コテむらを付けた漆喰に、足場板のフローリング・・・テカテカなモノは苦手という岡田さんらしい空間です。

また、そこにフランス製の家具が、インド雑貨が、中国雑貨が、鎮座して。さらには自作した鉄骨プロダクト、グリーン、小物なども配置されて。バラバラなようでどれも調和しているお店同様、居心地いい場所でした。


知り合いから譲り受けたという、ヴィンテージのフランス製家具。

また今回、何も手を入れなかったという和室には、旅館の縁側のような、くつろぎコーナーが。「うん・・・ここ、いいなあ。」と、すぐに気に入ってしまった私。岡田さんの手にかかれば、内装を変えずとも、こうも雰囲気がつくれるものかと楽しい発見となりました。

来客時はこちらを客間として使ってもらっているという。うーん、なんとも贅沢な空間ですね。お茶を飲んで、雑談して、読書して、くつろげて。いや、これほんと旅館の「くつろぎ感」です。


オークの天板と、鉄脚で出来た小さなテーブル。読書して、お茶をするにはぴったり。

実は中国茶も好きなんですと、現地で買い揃えたという茶器セットで、中国茶を出してくれました。美味しいお団子も添えていただき。いやあ、なんともステキなおもてなし。それはそれは美味しいひとときでした。

しごと終わりに好きなお酒を飲んではソファで疲れを癒している時が、至福のときだという岡田さん。ゆるーいBGMを流し、キャンドルライトを灯し、お気に入りの本を読んでは物思いにふけったり。奥さまとただただ会話したり。

しごとから解放されて、「ふーっ」と一息つける瞬間ですね。分かります。

「実はこの場所は、studio caravanのモデルルームでもあり、実験室でもあるんです。」と岡田さん。自分で作ってみては、使ってみて。納得いくものを送り出したいと、studio caravanの世界観が凝縮された場所にもなっています。

そんななか、新商品?!らしきものも垣間みることができましたので、以下少しだけご紹介。


天井から吊り下げた鉄のブラケット。細身でも強度を保てるのは、鉄という素材ならではですね。


鉄製のLアングル(4段)。ラーチ合板と組み合わせて本棚を作りあげています。


鉄のブラケットに鉄の棒をのせただけの自作のカーテンレール。かっこいい!

「内装デザインや空間コーディネートも依頼があれば、お請けしますよ。」とお話する岡田さん。お店づくりを考えていらっしゃる方は、一度、ご相談してみるのもいいのではないでしょうか。

さて、いろいろとお話を伺ってきましたが最後に聞いてみました。

「岡田さんにとって、コンフォートな暮らしってどんなものですか?」

岡田さん:
「コンフォート」って「快適」とか「楽」みたいな意味なんですけど、肩肘を張らず、素の自分でいられるということでしょうか。無理しない、というか。適度に抜くことができるというか。

人ってみんな外部の何かに、少なからず影響を受けて生きていると思うんです。だけど、家に帰ってくると何にも干渉されない、何かを守る必要もない、そんな時間を自分らしく過ごすことが出来る。そんな暮らし、かなあと思います。

お話、ありがとうございました。

studio caravan(スタジオ・キャラバン)住所 埼玉県所沢市本郷3-6
TEL 04-2968-5303
MAIL info@studio-caravan.net
営業時間 第2/4土曜日・日曜日 12:00〜18:00
http://www.studio-caravan.net/

(終わりです)

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