読みもの
2015年06月24日 (水)
トラベル
田園風景の中を走る幹線道路。そんな道を歩いていると、木の椅子や木箱などが並べられたお店が…。ここは、古い家具や雑貨などを修理および販売している、仁平古家具店の益子店。ひとつひとつの家具のセレクトにセンスを感じます。
お店の隣には作業場も併設されており、この日も古い家具たちがここで修理されていました。「古いものも、大切に永く使おう。」という気持ちが伝わってきますね。家具それぞれに、おのおのの魅力が詰まっています。
さて、さらにやま道を進んでいくと、今度は田んぼが目の前に。そうこうしていると「ん、何? このおしゃれな建物は?」と思わせる、緑に囲まれた建物が。
ここは、自家焙煎のコーヒーのお店「AND COFFEES」。実は こちらのカフェで休憩をしようと、てくてくあぜ道を歩いてきたのでした。そんなお店の店内は、平屋の木造家屋を古いディティールそのままに、改装されていて。静かで、居心地がよくて、読書でもしながら昼寝したくなりました。
ちなみに、座った席の窓からは裏の雑木林が見えました。風が通って涼しく、鳥の鳴き声も聞こえてきます。とても気持ちが良く、心を落ち着かせてくれます。
また、向かいには奥さんが担当する素敵なベーカリー店も。その名もパンドムシャムシャ。名前がいいですね。地元のファンも多いようです。この日は、コーヒーだけとなりましたが、またいつか食べてみたいものです。
さて、そんなこんなで、陶器だけでなく、雑貨に、古家具、カフェに、古本と、すてきなお店巡りもできる「益子」のまち。ものづくりが好きなひとたちが集まっているせいか、まちはクリエイティブに富んでいて、なかなか楽しかったです。陶芸に興味がなくても、のんびり気分で週末に出かけてみるのもいいのではないでしょうか。
(終わりです)
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