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2015年10月26日 (月)

連載|LAからの不定期便

カルチャー

#005Dodger stadium in L.A.

連載|LAからの不定期便
こんにちは、むらたです。L.A.からの不定期便は、しばらく、むらたがジャック中。今回は、ロスにあるドジャースタジアムよりお伝えします。

わくわくドジャースタジアム

ドジャースタジアムは、既に熱気であふれていました。

野郎ども、行くぜー!!

と言っていたかどうかは知りませんが、ファンのひとたちを見ていると雰囲気はそんな感じだ。

そして、アメリカの国歌斉唱。

スタジアムの中からは美しい歌声が聞こえてきて、この時ばかりは、みんな立ち上がり黙ってその美声を聴きいっているのです。

国家が歌い終えると、割れんばかりの拍手とともにこれから始まるゲームへのわくわく感で、スタジアムは包み込まれるのでした。


ドジャースタジアムの入場ゲート。ドジャー・ブルーの姿のひとたちであふれる。

ドジャースタジアムまでは、ダウンタウンのユニオンステーションからシャトルバスが出ています。バス乗り場では、応援を盛り上げるためかDJらしき人が、音楽とともに何やら叫んでいました。

なぜか、冷えた500mlペットボトルのジュースをタダで配っていて・・・

「ラッキー!!」とまんまと気分を盛り上げられては、バスに乗り込んだのでした。

乗り込んだバスには、顔まわりを布でおおったアラブ系の若い女のひとが、スタバのコーヒー片手に、パンをむしゃむしゃ食べながら、ブロンド髪の女のひととなにやら楽しそうに会話していて。なんともアメリカ的だなあ、と。

西海岸のこういう自由でゆるめの空気感は、個人的にも好きだなあと。そんなことを思いながら30分ほどバスに揺られるのでした。


ドジャースタジアムのバックスクリーン側。スタジアムのまわりは広大な駐車場になっている。

さて、無事にドジャースタジアムに到着。かつては野茂、石井一久、斎藤隆、黒田・・・と、日本人選手も活躍してきたこの場所になんとなく親近感を覚えます。

また、西武鉄道の元オーナー堤義明氏がかつて「ドジャースタジアムのような球場をつくりたい」と、西武ライオンズ球場を作る参考にしたというからなおさら気になりますね。

それにしても、ここにいるひとたちは既にもう楽しそうです。これから始まるゲームへの期待とワクワク感でいっぱい、といった感じでしょうか。

この雰囲気に一緒に溶け込みたいと、自分もドジャースの帽子と名物のドジャースドッグを買ってみました。ドジャースドッグ・・・うーん、味、普通。まあ、それもまたよしと、なんだか楽しくなってくるのでした。


名物の「ドジャースドッグ」・・・と言ってもパンとソーセージだけのシンプルなアメリカンドッグ


球場内には、ケチャップ・マスタードをかけられるこんなマシーンがところどころに。

だけど、いざ試合が始まると、生身で見るメジャーリーガーのカラダのデカさや、ヒゲもじゃの選手の多さ、人種の多様性、そしてプレーのひとつひとつに、次第にゲーム自体に引き込まれていき・・・

電光掲示板を見ると、日本よりもより詳細に選手のデータ(数字)がずらりと並んでいて。選手のことをそこまで知らない僕たちにとって、こういうのはありがたいなあ、と。日本でももっとやればいいのに…。

あと見ていて思ったのだけど、ここでは日本のようなラッパの応援はないんですね。テーマソングももちろんナイです。生身のバットの音やキャッチングの音、プレー中の選手の声、応援のかけ声などそのまま耳に飛び込んできます。

時折聞こえてくる「Let’s go dodgers!!」のチャントも、自然発生的に誰かが叫んでは、誰かがそれに応えるという掛けあい。こういうのは、日本の球場では見ないので見ていて面白かったです。

あと、ファウルボールから観客を守る防護ネットですが、バックネット裏以外はありませんでした。防護ネットについては日本でも賛否両論あるけれど、「臨場感が優先、危険は自己責任」というのは、やっぱりアメリカらしいな、と。こちらではそれが普通という感じ。


「でっかくなっちゃった。」と言いたくなるような、大きな指マークの応援グッズ。

ちなみに飲み物の売り子さんは、みんなおじさん。日本みたいに、かわいい女の子がビールを売りに来ることはありません(笑) だけど、みんな、野球のことが大好きって感じのおじさんたちで、年を取ってからこういう働き方が出来るのもなんだかいいなあと思えるのでした。


アイスや飲み物を販売するおじさん(黄色いシャツのおじさん)


実はこれ、アイスなんです。つぶつぶしているけど、口のなかで溶けて美味しい。

さて、7回終了時には、ジェット風船・・・ではなく、みんなでお決まりの”Take Me Out To The Ball Game(私を野球に連れてって)”の大合唱。いやあ、これこそアメリカのザ・ベースボールですね。「野球」と「ベースボール」の違いを見るのも面白かったです。